2017-11-29
ほるぷクラシック 『もじゃもじゃペーター』
〈ほるぷクラシック絵本のご案内 その2〉
『もじゃもじゃペーター』
「いいこにしている こどもには
みこキリストが やってくる
ちゃんと スープを ぜんぶのみ
パンも のこさず たべるなら
うるさく さわぎたてないで
おもちゃで しずかに あそぶなら
まちを さんぽに いくときも
ママと おとなしく あるくなら
みこキリストは しあわせな
きれいな えほんも もってくる
作:ハインリッヒ・ホフマン
訳:佐々木田鶴子
出版元:ほるぷ出版
発行年:1990年3版
1844年のクリスマスの一週間前、若い開業医のホフマンは3歳半の息子に適当な絵本を見つけることができず、代わりに一冊のノートに自分で絵を描き、詩を添えて絵本を作りました。
それがこの『もじゃもじゃペーター』です。
おしゃぶり癖がなおらないと指をパチンと切られちゃう。
スープを飲まないと餓死しちゃう。
火遊びしてたら自分の体は真っ黒焦げ。
一見コワイようにも思えますが、
きっとこどもを思う親心・・・。
素朴なホフマンの絵から、息子への愛情が感じられます。
タグ: ほるぷクラシック
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